平凡パンチ

東京オリンピックが開催された昭和39年、その頃から新しいものを求めるエネルギーが活発化していった。
若者の新しい風俗・文化が次々と生まれていきました。
みゆき族、原宿族、モッズ、アイビー、コンチネンタル、ヒッピー、サイケデリック等々、若者文化は時代の先導役でした。
特に、東京オリンピックが開催される約半年前に創刊された「平凡パンチ」は、車やファッション、男女関係セックスというまさに時代の先端を走るべきテーマを扱い社会に強烈なインパクトを与えたのです。
更に、その先進性と相まって、当時多摩美術大学の学生だった大橋歩さんによる独特なタッチのイラストの表紙は大きな共感を得、後に伝説となって語り継がれるほど見事にその時代の生気を感じさせてくれました。

描くイラストはアイビーの若者と車などで、実際に小脇に挟んだり、丸めて尻のポケットに突っ込んだりしたみゆき族が現れ、ブームの火付け役となり、アイビースタイルの定番ともなった。

発行部数62万部という創刊号から、2年後には100万部を突破した。
その表紙は1971年に終わったが、時代を越え、今なお何かを予感させるメッセージとなって私に語り掛けてくる。
あれ以来ずーとトラッドに拘っている方も多いのではないだろうか。

今では考えられないことではあるが、当時は有害図書に指定されたのでした。時代の進歩とは恐ろしいものである。
ちなみにプレイボーイが創刊されたのはそれから2年余り経った1966年のことで、ライバル争いを演じた。